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03 - 日本古典文学入門

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日本古典文学入門

河上志貴子 准教授

国際交流センター

 

講義概要

週1回/1.5h

授業の特色

日本古代から近世までの代表的な作品を通じて、繰り返し現れる日本古来の、さまざまな文学的理念、規範、価値等について考察すると共に、それらの文学的理念等が、どのように形成され、またどのような変遷を経て、現代にまで継承されてきたかについて考察を試みる。

授業の紹介

種々の作品を残した日本古典文学の作者達は、一体どのような出来事、事柄、性質によって刺激を受け、触発され、そして、その刺激に対し、いかに文学的に 答えようとしたのだろうか。どのようなものを好み、どのようなものを敬遠したのだろうか。また、さまざまな文学的理念、規範や価値の中で、現代にまで継承 されてきた概念には、どのようなものが見られるのだろうか。一方、変容されたものは、どのようにその変貌を遂げたのだろうか。

本授業 では、奈良時代から江戸時代にかけての代表的な作品の精読を通じ、上記のような問題について考察する。日本の古典には、「もののあはれ」、「をかし」、 「いろごのみ」、「無常」、「幽玄」、「花」、「風雅・風流」、「わび」、「さび」、「勧善懲悪」等々といった、幾つか重要なテーマを見出すことができ る。同時に、「妻問ひ」、「隠遁」、「ますらを(振り)・たをやめ(振り)」、「判官贔屓」、「粋・いき・通」、「義理人情」等々、さまざまな社会的慣 習、生き方、価値観等の類も見られる。これらの文学的理念、規範、価値等が、日本文学歴史上どのように形成、維持され、あるいは衰退していったかについて 検討すると共に、現代において、どのように受け入れられ、あるいはどんなふうに変容されたかについて考察する。