現在位置: ホーム ja 公開講義 第4回 iCeMSラーニングラウンジ:小島 洋児

141 - 第4回 iCeMSラーニングラウンジ:小島 洋児, 2015

ドキュメントアクション
  • RSSフィード
  • コンテンツビュー
  • ブックマーク
iCeMS Learning Lounge #3

第4回 iCeMSラーニングラウンジ

2015年11月19日(木)
京都大学 iCeMS 本館2階 セミナールーム
小島 洋児 さん
物質-細胞統合システム拠点(斎藤 通紀グループ)

iCeMSページ→
Video→

概要

「ラーニングラウンジ」では、毎回2名の若手研究者が自身の研究について英語でトークを行います。社会背景に関連づけた魅力的なトークにより、なぜ自分の研究が世界にとって重要なのか、専門外の方にもわかりやすく訴えかけます。

今回私が紹介する、ヒトの体の中で働く「ナノサイズ太陽電池」というアイディアは、まだ基礎研究の段階で、実用化にはまだまだ越さなくてはいけないハードルがいくつもあります。ですが、このアイディアのように自然から学び、それを人の知恵によって生活に活かせる画期的な技術や材料が、私たちの生活をより豊かなものにしてくれたら、と思いながら日々研究に励んでいます。

小島 洋児 さん
ヒトのライフサイクルの謎を解読する


人の一生は両親の精子と卵子からできた一個の細胞、受精卵から始まります。この一個から体の全組織が形成されますが、一部は生殖細胞となり、それにより私たちの子供が生まれます。このヒトのライフサイクルはどのようにして維持されるのでしょう。生殖細胞の発生や分化の神秘を、iPS細胞を用いて解読する試みについてお話しします。

斎藤グループではマウスのES細胞から始原生殖細胞を作成する技術を開発してきました。この技術をヒトiPS細胞に応用すれば、これまで固く閉ざされていたブラックボックス「ヒトの生殖細胞の異常による先天性疾患の発生機序」の中をのぞくことができるかもしれません。私は一つでも先天性疾患の分子機序を解明したいと思っています。もしかしたら、予防や治療につながる知見が得られるかもしれません。