現在位置: ホーム ja 全学共通科目 (〜2010年)自然の不思議を探る:文系・生命科学系向け現代物理学

55 - (〜2010年)自然の不思議を探る:文系・生命科学系向け現代物理学

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担当教員

村瀬雅俊准教授
吉川 研一教授

レクチャー
前期 / 週1回 / 1.5h

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概要

理解するという方法には、2つの側面がある。1つは、皆さんもよく熟知している客観的な理解である。これは、見ている対象とは独立に観測者があることを前 提としている。その独立性故に、私たちは普遍性について議論できると考えている。自然科学は、こうした客観的な世界観を緻密に体系化してきた学問であるこ とは、言うまでもない。いま1つの方法は、主観的かつ体験的な理解である。対象そのものになりきることによって、その本質を捉えようとする方法である。武 術・芸術などでは、書物の客観的知識とは別に、失敗と成功を繰り返すことによって、熟知していくということはよく知られている。前者は、西洋的であると言 われ、後者は東洋的であると言われる。心理学者ユングは、前者を外向タイプ、後者を内向タイプと呼んだ。創造性を探究するということは、実はこの2つの方 法を統合することに他ならない。そして、生命の本質は、両者の循環過程−すなわち、「自己・非自己循環過程」−として、捉えることが可能となる。これは、 従来までの、要素還元論による物質への還元だけでは、生物と無生物の根本的相異を捉えることができなかったという反省を踏まえた、相補的なアプローチでは ないだろうか。

技術的必要条件

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